
日中国交正常化から50周年となった29日、東京都内で開かれた祭典にプロフィギュアスケーターの羽生結弦さんが参加し「きょうは記念すべき日。(スケートを通じて)日中の理解と交流のきっかけになれたらと思う」と話した。羽生さんは今年2月の北京冬季五輪で「柚子」(ヨウヅ)の呼び名で親しまれ、熱烈なファンらが連日練習場に詰めかけるなど、両国で高い人気を誇る。
羽生さんが東京オペラシティ(新宿区)の会場に現れると、観衆から大きな拍手が巻き起こった。北京五輪を振り返り「中国の方の親しみやすさと温かさに感動した」とあいさつした。(共同)