9月24日、浜松市天竜区の住宅街で起きた土砂崩れをめぐり、浜松市の副市長らが29日午後、被災した住民と面会しました。住民は土砂崩れが起きてからの行政の対応の遅さを訴えました。
29日は、浜松市の長田繁喜副市長らが土砂崩れで被害を受けた住民5人と面会しました。
24日未明、浜松市天竜区緑恵台の住宅地で土砂崩れが起き、住宅3棟が全半壊し、3人がけがをしました。盛り土によって被害が大きくなった可能性があり、鈴木康友市長は「不手際があったと予見される」と語るなど、調査が続いています。
29日の面会で、浜松市は住民に対し、これからの支援体制を示しました。
<浜松市 長田繁喜副市長>
「できる限りのサポートをさせていただきたい」
一方、住民は行政の対応への不満を訴えました。
<被災した住民>
「すぐに元の生活に戻りたい。一週間不安にさいなまれ続けている」
浜松市は早急に第三者委員会を立ち上げ、原因究明に努めるとしています。