上越クラブU19全国制覇 全国ヤングバレーボールクラブ優勝大会 チームまとまり栄光

 上越から全国制覇―。バレーボールの第25回全国ヤングクラブ優勝大会が24、25の両日、大阪府門真市他で行われ、男子19歳以下クラスで初出場の上越クラブU19が優勝を果たした。

優勝した上越クラブU19メンバー(チーム提供)

 初日の予選リーグは1勝1敗の2位で通過し、2日目の決勝トーナメントで3試合を2―0と勝ち上がり、同クラス出場12チームの頂点に立った。決勝は麦島クラブ(熊本)に21―17、21―20と競り勝った。
 上越クラブは既存のU14(14歳以下)チームに加え、本年度、U19チームを新設。上越総合技術と関根学園のメンバーを中心につくば開成、高田の高校1、3年生で構成されている。
 優勝監督賞を受けた塚田宇宙(そら)監督(24、上越総合技術高出)は「徐々にコートや会場の状況に慣れ、レシーブから攻撃につなげることができた。よく頑張ってくれた」とメンバーをたたえ、「来年以降も期待できる」と話した。
 上越のチームが全国制覇を実現し、上越バレーボール協会の中村晶夫会長(76)は「快挙。協会としても大変喜ばしく、各チームの弾みになる」と称賛。全年代種別を通じて久しぶりの朗報という。
 男子14歳以下クラスに出場した上越クラブU14は予選リーグ3位となり、3位トーナメントの4チームによるブロック別で優勝した。

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