2022年10月28日に発売されるザ・ビートルズ『Revolver』スペシャル・エディションから「Tomorrow Never Knows (Take 1)」の音源が9月30日から先行配信となった(*予約はこちら)。
この曲はアルバムでは一番最後に収録されているが、『Revolver』のためのレコーディング・セッションでは一番最初にレコディングされた。今回配信されるヴァージョンはスーパー・デラックスのセッションズ(CD2)に収録されているものとなる。
<YouTube: Tomorrow Never Knows (Take 1)>
この「Tomorrow Never Knows」は、ザ・ビートルズ、そしてポピュラー・ミュージックを新境地へと駆り立て、『Revolver』が1966年8月5日に発売される前のインタヴューでポールは、『NME』紙にこう語っている。
「ぼくたちがこれをやったのは、個人としては、みんなから“前に聴いたことがある”といつも言われるような音作りをすることにうんざりしていたからだ」
『Revolver』のスペシャル・エディションには、4月6日に行なわれたザ・ビートルズの「Tomorrow Never Knows」の最初のテイクと、正式なLPとして再度カットされる前に、少数のレコードにだけ使用されたモノラル・ミックスもフィーチャーしている。
『Revolver』のスペシャル・エディションは、新たなステレオおよびドルビーアトモス・ミックスと、オリジナルのモノ・ミックスで登場。拡張版には、未発表のセッション・レコーディングやデモ音源、加えて「Paperback Writer」と「Rain」のEPも収録される。また、日本盤5CDボックスには購入特典としてB2ポスターが付くことも決定している。
Written By uDiscover Team