キャンプと双眼鏡は相性抜群!カールツァイス・VICTORY POCKET 8x25を野外最強の遊び道具としておすすめしたい理由

みなさん、キャンプに双眼鏡は持って行っていますか? 持って行ってないという人は、ちょっと想像してみてください。キャンプに出かけ、大自然に身を置く自分。周囲は野生動物や草花にあふれ、視界の先には絶景が開け、夜は満点の星空が広がります。どれも街中では見られない特別な体験ですよね。それなのによくよく思い返すと、鮮明に覚えているのは目の前の焚き火と料理ばかり……なんて、なんだかちょっともったいないような。そこでおすすめしたいのが双眼鏡です。これを1つ持って行くだけで、見過ごしていた自然との出会いが素敵な思い出に変わると知ったら、ちょっとビックリしませんか?

フィールドは宝の山。双眼鏡を持ち出せばキャンプはもっと楽しく、自然はもっと身近になる!

撮影:ヤマシタユウスケ(あすなろ組)

そもそも双眼鏡とは「遠くのモノを拡大して両眼で見る、携帯用の望遠鏡」のこと。

では、キャンプ場で遠くのモノを拡大するとどんな良いことがあるのか? 基本的なメリットから具体的な使用シーンまで、順を追って紹介していきましょう。

アウトドアフィールドには見て楽しめるお宝がたくさんあります。双眼鏡を持って行けば、キャンプがもっと楽しくなること間違いなしです。

カメラとはここが違う! 記録じゃなく記憶に残そう

撮影:ヤマシタユウスケ(あすなろ組)

双眼鏡を勧めると、「カメラがあるから必要ないかな」と言われることがあります。

確かに望遠レンズを装着した一眼カメラなら、双眼鏡と同じように遠くのモノを拡大して見られるでしょう。でも双眼鏡は、カメラには不向きな行為が得意だったりします。それが「観察」です。

動物や草花、風景をパッと見て、シャッターを切って次の被写体を探すのがカメラなら、それらをじっと見続けて、動きや細部、移ろいに集中するのが双眼鏡です。

言うならば、「記録に残すのではなく、記憶に残す」。心に留めることで、いつでもどこでも思い返せる。それこそが双眼鏡を使う醍醐味なんです。

基本の使い方① 動物や草花の自然観察に!

BYTHEWAY PHOTOGRAPHY
撮影:ヤマシタユウスケ(あすなろ組)

王道の使い方が、動物や草花の観察です。近づくと逃げてしまう小動物、近づくと危ない野生動物、高い木の梢に潜む野鳥なども、遠く離れた場所からでも間近にいるように見られます。

ほかにもフィールドに咲く草花にも双眼鏡はうってつけ。近づいて双眼鏡を覗けば、花びらにしたたる朝露、葉の葉脈や茎の細かい毛、そこに集まる虫なども拡大して観察できるんです。

基本の使い方② 月や星を眺める天体観測に!

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撮影:ヤマシタユウスケ(あすなろ組)

双眼鏡を使うなら天体観測もおすすめです。月の模様を拡大してクレータの凸凹をとらえたり、天の川が無数の星の集まりによってできていることを実感したり。

ただでさえきれいなキャンプ場の夜空が、さらに迫力を増して感じられます。

基本の使い方③ 遠くの景色の観察に!

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撮影:ヤマシタユウスケ(あすなろ組)

キャンプ場から絶景を眺めるときにも双眼鏡は活躍。肉眼ではぼんやりと見えていた稜線も、双眼鏡なら山が連なり、たくさんの木々が重なってできていることがわかります。

ほかにも、眼下に見える街並みに面白い建物を見つけて帰りに寄ってみたりするのも「双眼鏡あるある」だったりします。

キャンプ好きにおすすめしたいカールツァイスの「VICTORY POCKET 8x25」。その理由を詳しく説明します!

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キャンプのお供としておすすめの双眼鏡が、カールツァイスのVICTORY POCKET 8x25。

カールツァイスと言えば、光学機器メーカーのトップランナーにしてドイツを代表する企業。そんな同社の技術が詰まった高性能双眼鏡の中でも、VICTORY POCKET 8 x 25は軽量&コンパクトに特化した、アウトドアフィールドに持ち出しやすいモデルなんです。

特長① 初心者にも扱いやすい性能

撮影:ヤマシタユウスケ(あすなろ組)

双眼鏡選びで基本となるのは、「(1)倍率」「(2)明るさ」「(3)見かけ視野角」の3要素。これらは「実際に覗いた時の見やすさ」に影響するので、絶対におろそかにしたくありません。

後で詳しく説明しますが、VICTORY POCKET 8x25はこれらの3つとも十分以上の性能を誇ります。何も知らない双眼鏡初心者が使っても、実用面で困ることはほとんどないはずです。

特長② 世代を超えて引き継げる品質

撮影:ヤマシタユウスケ(あすなろ組)

技術がこなれた光学部品のみで構成されている双眼鏡は、古びることなく使い続けられます。つまりは、製品寿命が長いということ。これは電子部品の塊で性能が陳腐化しやすいデジカメとの大きな違いです。

良質な双眼鏡は何十年も使えます。特にVICTORY POCKET 8x25は作りもデザインも高品位。世代を超えて引き継げるので、実は高コスパなギアだったりするんです。

【商品スペック】

・倍率:8×
・有効対物レンズ径:25mm
・光透過率:91%
・見かけ視野角:60°
・至近距離フォーカス:1.9m
・サイズ:W100×D112cm
・重量:290g
・価格:107,800円(税込み)

おすすめする理由 1)実用的な倍率×コンパクト

VICTORY POCKET 8x25をキャンプにおすすめする一番の理由は、扱いやすい倍率と圧倒的なコンパクトさ。

ちなみに、手持ちの双眼鏡は8〜10倍くらいが手ぶれが抑えられて使いやすいと言われています。闇雲に高倍率を追うのは初心者が陥りやすい罠なのでご注意を。

倍率8×ってこんなに近づけるの?

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倍率8×って、どれくらい大きく見えるのか? これは喩えるなら、100m離れた対象を12.5mの距離まで近づいて見る感覚です。同様に10m先なら1.25m先に。こうなるともう目の前にある感じですね。

ちなみに倍率8×を疑似体感してもらうために用意したのが上の2枚の写真。

あくまでイメージですが左の写真が肉眼で見た視界だとすると、VICTORY POCKET8x25で見た時の視界が右の写真になります。

ポケットサイズだからどこにでも持ち出しやすい!

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VICTORY POCKET 8x25は鏡筒をつなぐブリッジの部分で折りたたんで格納できます。

成人女性の手のひらに収まるくらいコンパクトで、重量もたったの290g。ポケットに入れて気軽に持ち運べるから不意に遭遇する決定的瞬間を逃しません。

大きくて重たいと持ち歩く機会が減って、「いま双眼鏡を持ってきてればな〜」なんて後悔することが増えそうですものね。

おすすめする理由 2)圧倒的な高性能

VICTORY POCKET 8x25は双眼鏡としてとにかく高性能。特に覗いた時のクリアさ、見やすさは、思わず「おっ!」と声を上げてしまうほど。

光透過率91%+見かけ視野角60°だから明るく広く見える

撮影:ヤマシタユウスケ(あすなろ組)
撮影:ヤマシタユウスケ(あすなろ組)

双眼鏡本体が小さくなれば当然レンズも小さくなるので、視界は暗くなるのが普通です。

ところがVICTORY POCKET 8x25は、光のロスや色のにじみの少ないフローライトレンズを採用するだけでなく、ツァイス独自のT*マルチレイヤーコーティングを施すことで91%の光透過率を達成。解像感の高い、色鮮やかな視界を実現しています。

加えて、見かけ視野角60°も見逃せないポイント。誰もが知っているように、双眼鏡を覗くと視界が黒く縁取られます。見かけ視野角の数字が大きいほど、この縁取りの面積が小さくなって広々と見えるのですが、VICTORY POCKET 8x25の60°はかなりの高水準と言えます。

つまり、コンパクトなのに明るく鮮明に広々見える。VICTORY POCKET 8x25は双眼鏡としての基礎性能がとにかくしっかりしているんです。

悪天候をものともしない使いやすさ

撮影:ヤマシタユウスケ(あすなろ組)

VICTORY POCKET 8x25のレンズには、水や油を弾き、ほこりや糸くずをくっつきにくくするLotuTecコーティングが塗布されています。雨や霧でレンズに付いた水滴がすぐに流れ落ちていくから、悪天候でも使いやすいんです。

おすすめする理由 3)スマートなデザイン

キャンプギア好きとしては、やっぱり自分が使う道具のデザインにはこだわりたいもの。

その点VICTORY POCKET 8x25は、過度な装飾を排したテイストが他にない個性。漂う高級感もガジェット好きの心をくすぐります。

非対称設計ブリッジの独特なフォルム

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折りたたむ機構をブリッジの片側に寄せた、非対称のフォルムがポイントです。

目の幅に合わせやすいだけでなく畳んだ時によりコンパクトになり、他にないユニークさも演出。まさに、一石三鳥のデザインになっているんです。

付属品もことごとくスマート

撮影:ヤマシタユウスケ(あすなろ組)

双眼鏡本体だけでなく、収納するハードケース、ストラップ、クリーニングクロス、はては化粧箱に至るまですべてがスマート。所有欲をバッチリ満たしてくれます。

おすすめする理由 4)カールツァイスだから

もうこれは完全な主観ですが、仕方ない。写真や映像を扱う人ならわかってもらえると思いますが、その会社の光学機器と言うだけで性能を信頼してしまうのがカールツァイスというブランドです。

それくらいカールツァイスは数ある光学機器メーカーの中でも特別な存在であるし、ひときわ大きな輝きを放っています。

では、なぜカールツァイスはこんなにも厚い支持を集めるに至ったのか? その理由を4つのキーワードから探っていきます。

キーワード 01:歴史

提供:カールツァイス

カールツァイスは1846年にドイツのイエナで、レンズ職人だったカール・ツァイスによって設立されました。

当時の最先端科学製品だったツァイスの顕微鏡は、光学理論に基づいた改良を重ねることで高い評価を獲得。医師のロベルト・コッホがツァイスの顕微鏡で結核菌やコレラ菌を発見するなど、早くから先進科学をリードする光学機器メーカーと認知されるようになりました。

また、カールツァイスはカメラ用レンズ設計の基礎を構築したメーカーでもあります。

プラナーやテッサーといったカメラ好きなら誰もが知る名レンズは、当時のツァイスの「特許を取らない」という理念もあって他メーカーに大いに模倣され、カメラ産業の拡大にも貢献したのです。

キーワード 02:思想

提供:カールツァイス

カールツァイスの中興の祖となったのが、物理学者にして社会改革者のエルンスト・アッベです。

彼は1866年にカールツァイスと共同研究を始めると、顕微鏡に関わる新たな理論や技術を発明しただけでなく、効率的な製造システムも開発します。

後に共同経営者として正式参画してからは、1889年にカールツァイス財団を設立。1日8時間労働や残業手当、有給休暇、退職金といった労働者の保障を世界に先駆けて確立しました。

先進技術への探究心と社会をより良くしようという改革の意思は、現代のカールツァイスにも受け継がれています。

キーワード 03:技術

提供:カールツァイス

その高い技術力を裏付けるように、双眼鏡やカメラに限らずあらゆる光学機器でカールツァイスのテクノロジーが活用されています。

カールツァイスグループが展開している事業を見るだけでも、半導体製造装置、工業用測定器、医療機器、顕微鏡……と、先進科学分野の名前がズラリ。

科学振興に貢献する世界有数のテクノロジー企業、それがカールツァイスなのです。

キーワード 04:デザイン

提供:カールツァイス

バウハウスに代表される機能美がドイツデザインの特徴ですが、ドイツの企業であるカールツァイスもその流れをくんでいます。

そうは言ってもけっして保守的なわけではありません。デジタルカメラに最適化された最新高品質レンズ「Otusシリーズ」のように、従来のカメラレンズの常識にとらわれないモダンなデザインを採用したりもします。

共通するのは、使いやすさを第一に考えた華美に走らないデザイン。それによって生まれる高級感も、ツァイスのプロダクトの価値を高めています。

ハピキャンスタッフに聞いた!「VICTORY POCKET 8x25をどんな風に使ってみたい?」

こんなにも「観察」が楽しめる双眼鏡を、自然観察や天体観測だけで終わらせるのはもったいない。ということで最後は、ハピキャンのスタッフにお勧めの双眼鏡活用法を聞いてみました。意外な場所での思わぬ使い方、ぜひ参考にしてください。

トップバッターはハピキャン編集長の大西です。どんな使い方がおすすめでしょう?

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子どもの視点で大自然の写真を撮る!

私はカメラ、子どもは双眼鏡を持ってフィールドに行きたいですね。子どもに自由に双眼鏡を使わせて、面白いモノを見つけたら教えてもらう。それを私が写真に収めたら、いつもの自分とはひと味違った写真が撮れるかも。

なるほど、子どもらしいピュアな視点で捉えた面白い画が撮れそうですね。

続いて、アウトドアスタイリストの近澤さんに伺いました。

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ライブでアーティストの衣装に着目!

音楽のライブやコンサートに双眼鏡を持って行くのは定番ですけど、仕事柄アーティストの衣装も気になるんですよね。ラフな衣装のロックバンドでも「こんなバンドのTシャツを着てるんだ」とか、発見がありそう。

たしかに、こだわりのステージ衣装はファンとしても気になるところです。

お次は、イラストレーターのSENJIさんに聞いてみます。

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美術館で作品のディテールを把握する!

双眼鏡って遠くを見るだけじゃなく、近くのモノを拡大するのも得意ですよね。なので美術館に持って行って、絵画の筆致やインスタレーション作品の細部を観察するのがおすすめです。感動が倍増すると思います。

これは「なるほど」。美術館は近づけない作品も多いので、かなり活躍しそうですね。

最後は、ライターのヤマシタさんがおすすめする使い方を紹介。

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スポーツ観戦で決定的瞬間の感情を読み解く!

スポーツ観戦中の決定的瞬間はスタジアムの巨大モニターでも確認できますが、そこでフォローされないドラマに注目できるのが双眼鏡の良いところ。活躍した選手と喜びを分かち合う味方選手の振る舞いや、悔しがる相手チーム選手の表情など、フィールドに交錯する感情を観察したいです。

これも納得。監督をはじめとするベンチの様子も見てみたくなりました。

VICTORY POCKET 8x25は、キャンプに限らずあらゆるレジャーで大活躍しそうな予感

撮影:ヤマシタユウスケ(あすなろ組)

アウトドアフィールドでの「観察」に重宝するだけでなく、音楽ライブやスポーツ観戦、美術館・博物館でも大活躍する双眼鏡。キャンプ以外の普段使いにも積極的に持ち出すことを考えると、軽量コンパクトなVICTORY POCKET 8x25は特にオススメです。

クリアな視界と製品全体から漂うプロダクトとしての質の高さは、さすがはカールツァイスのひと言。キャンプ好きもガジェット好きも、ぜひ手に取ってその実力を確かめてはいかがでしょうか?

お問い合わせ先

ケンコー・トキナーお客様相談室

https://www.kenko-tokina.co.jp/address.html

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