生け花や茶「室町文化」を理解 備前・伊部小6年生が体験授業

華道連盟メンバーから手ほどきを受け、茶をたてる伊部小6年生

 日本で古くから続く伝統に触れる「室町文化体験学習授業」が30日、備前市伊部の伊部小学校で開かれ、6年生の児童約50人が生け花や茶への理解を深めた。

 市華道連盟の柴岡敦子会長が「生け花や茶は、毎日の生活に必要なものが含まれている。知識として持ち、大きく成長してほしい」とあいさつ。この後、児童は連盟メンバーから季節の花の生け方を学び、所作にのっとって実際に茶をたてて、ゆっくりと口に含んだ。座り方や器の持ち方に至るまで、きめ細かく手ほどきを受けながら実践。習ったことをメモに書き込んでいた。

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