横浜市営地下鉄運転士が不正乗車 市交通局、4人を懲戒処分 回数券と専用通路使い不正

横浜市営地下鉄(資料写真)

 改札を通らずに職員専用通路から出退勤する手口で運賃の一部の支払いを不正に免れていたとして、横浜市交通局は30日、市営地下鉄ブルーラインの29~47歳の男性運転士4人を停職2カ月などの懲戒処分にしたと発表した。  

 同局によると、4人は高速鉄道本部新羽乗務管理所に所属。市営地下鉄で通勤する際、改札を出ないまま専用通路を通って出勤し、退勤時も専用通路からホームに出て乗車していた。同管理所は改札内にあり、4人は1枚の回数券を往復で使用して運賃の一部の支払いを免れていたという。

© 株式会社神奈川新聞社