チュニジア代表、「天才将軍の鎧」を描いたカタールW杯の新ユニフォームを発表!

チュニジアサッカー連盟(TFT)とキットサプライヤーのKappaは29日、チュニジア代表が2022カタール・ワールドカップで着用する新ユニフォームを発表した。

チュニジアのキットはカタール大会で唯一のKappa製ユニフォームとなる。

Tunisia 2022 Kappa Home

チュニジアは昨年12月にアフリカネーションズカップ2021用のユニフォームを発表したが、それから1年も経たずにカタールW杯に向けた新作が登場した。その2022新ユニフォームは、前面のグラフィックが強烈なインパクトを放つ。

前面のグラフィックは、天才的な戦略家で知られた古代カルタゴの将軍ハンニバル・バルカが身に付けていた“銅鎧”と呼ばれる鎧の一種。描かれている顔の正体は、兜をかぶった女神ミネルバだという。

Tunisia 2022 Kappa Away

2022新アウェイユニフォームはホワイトを基調とし、ホームと同じくハンニバル・バルカが身に付けていた“銅鎧”を描いたデザイン。ホーム、アウェイともに背面首元にはチュニジア国旗を付ける。

また、ホームとアウェイのどちらにも襟内側には“勝利、強さ、長寿の象徴”とされるオリーブの枝葉をプリントする。

代表チームの愛称は“Les Aigles de Carthage”(カルタゴの鷲)。カルタゴとは現在のチュニジア共和国の北側を中心に繁栄した古代都市で、それを築き上げた勇敢なフェニキア人戦士たちを鷲に例えている。

ホーム、アウェイともにパンツとソックスはシャツと同色を採用。ソックスにはチュニジアサッカー協会の略称“TFT”をレタリングする。

ワールドカップは2大会連続6回目の出場となるチュニジア。11月に開幕するカタール大会ではグループDに所属し、フランス、オーストラリア、デンマークと対戦する。

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