【静岡豪雨】「人の手を動かさないと復興は進まない」ジュビロ磐田の選手がスコップ握り 泥のかき出しボランティア

大きな被害が出た静岡県磐田市北部に地元ジュビロの選手たちがボランティアに入りました。ホームタウンの一刻も早い復旧の力になりたいとスコップを握りました。

20人以上のジュビロ磐田の選手たちが集まったのは、磐田市内でも被害が集中した豊岡地区です。10月1日に予定されていた静岡ダービーが豪雨の影響で中止となったことから、ボランティア活動が実現しました。

<ジュビロ磐田 伊藤槙人選手>

「少しでも困った人の力になれたらと思ってチームでボランティア活動しようとなりました」

1週間前に道路に流れ出た泥は、強い日差しに晒され、乾き、こびりついています。泥を削り取り、水で流し、ブラシでこする。すると、ようやくアスファルトが姿を現しました。

<ジュビロ磐田 山田大記選手>

「実際に活動してみて感じるのは、人の手を動かさないと復興は進まないということ。ボランティアの方が注目されることなく活動し続けてくださっている方がいるから生活が戻っていく。この場を借りてボランティア活動をしている皆さんにお礼を言いたい」

およそ3時間にわたって作業を続けた選手たち。これからも、地元支援を続けていくとしています。

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