ブレーブスがメッツとの首位攻防3連戦を先勝 30発コンビが連続弾

【メッツ2-5ブレーブス】@トゥルイスト・パーク

ブレーブスはソロホームラン3本で3点を奪うと、5投手がメッツ打線を2点に抑える継投リレー。5対2で本拠地での首位攻防3連戦を制し、メッツと同率の地区首位に立った。ブレーブス先発のマックス・フリードは体調不良のため5回降板も、71球を投げて被安打4、与四球0、奪三振3、失点1の好投で14勝目(7敗)をマークし、ブレーブス5番手のケンリー・ジャンセンが38セーブ目をマーク。メッツ先発のジェイコブ・デグロムは6回を投げて11個の三振を奪う力投を見せたものの、一発攻勢に屈し3敗目(5勝)となった。

地区優勝を賭けた首位攻防3連戦は、2回表にルイス・ギヨーメのタイムリーでメッツが先制。しかし、逆転優勝を狙うブレーブスも直後の2回裏にオースティン・ライリーとマット・オルソンの二者連続ホームランで2対1と逆転に成功した。ブレーブスは6回裏にもダンズビー・スワンソンの23号ソロが飛び出すと、7回裏にはエディー・ロサリオの犠牲フライとオーランド・アルシアのタイムリー二塁打でさらに2得点。反撃したいメッツも9回表に一死満塁とホームランで逆転の状況まで迫ったが、最後はジャンセンが辛くも逃げ切った。

この結果、ブレーブスとメッツはともに98勝59敗で同率のアメリカン・リーグ東部地区首位。全日程終了後に両チームが並んでいた場合は直接対決の成績で順位が決まるため、現時点で対メッツ8勝9敗のブレーブスは残り2試合のうち1試合でも落とせば自力優勝が消滅する。両チームともシーズン最終カードは勝率5割を下回るチームとの対戦となっているため、ブレーブスとしては残り2戦も死守したいところだろう。なお、メジャーリーグ公式サイトでは明日のカード2戦目にマックス・シャーザー対カイル・ライト、3戦目にクリス・バシット対チャーリー・モートンと好投手同士のマッチアップが予想されている。

© MLB Advanced Media, LP.