日本陸連主催リレーフェス 高田高校友会東京支部OBチーム出場 国立でバトンつなぐ

高田高の陸上部OBで結成した「妙高」チーム

 県立高田高校友会東京支部のメンバー16人が1、2の両日、国立競技場(東京都)で開かれている「みんなでつなごうリレーフェスティバル2022」(日本陸連主催)に出場し、袖に2年後の2024年に迎える創立150周年のロゴを付け、疾走した。

快走する30、40代の「第一義」チーム。ウエアの袖には2年後の創立150年を意識し「150」の数字が

 出場したのは19~40代の学生や社会人。「妙高」「火打」「第一義」などのチーム名で出場した。リレーは初めて、あるいは高校の陸上競技以来という人が多く、バトンの渡し方を練習したり、バトンリレーを行うゾーンの距離感を体に覚えさせたりしていた。
 スタンドには支部の役員やメンバーが集結。「第一義」と書いた横断幕を張り、校友の走りを見守った。
 東京支部は例年6月、600人以上の校友が集まる会を開いていたが、新型コロナウイルス感染の拡大以降中止を余儀なくされている。そのため「若手が参加できる、新たなイベントを」と役員らが企画し、リレー出場を決めた。
 レースで1位になった「妙高」の第4走者、桃井誠仁さん(19)は、主催者のインタビューを受け「久しぶりに走った舞台が国立競技場で、とても良かった」と答えた。
 「火打」の古川真人さん(同)と宮川怜於さん(同)は、練習したバトンパスがうまくいかなかった。「来年もまた出たい」と話していた。

レースで1位になった「妙高」チームのインタビューは、競技場内の大型ビジョンで放映された

© 株式会社上越タイムス社