横須賀の陸自高等工科学校で開校祭 長縄跳びや和太鼓演奏など披露

8の字跳びの回数を競う陸自高等工科学校の生徒たち

 陸上自衛隊高等工科学校(横須賀市御幸浜)で1日、一般高校の文化祭に当たる開校祭が開かれた。コロナ禍で一般公開は見送ったが、保護者や家族ら千人が参加し、生徒との再会を楽しんだ。

 長縄跳びの回数を競う「8の字跳びチャレンジ」や和太鼓の演奏、ドリル演技も披露された。部活動の発表では自作のゲームや鉄道模型のジオラマ、生徒が試作途中の初歩的なドローンも展示された。

 同校は全寮制で中学を卒業した男子生徒千人が3年間、一般高校の科目や陸上自衛官としての基礎を学ぶ。卒業後は技術陸曹として戦車やヘリコプターの整備などを担う。

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