利回り10%超えも!年300以上株主優待を取得するペリカンが10月に絶対に取得したい銘柄3選

株主優待制度は日本独特の制度ということで、外国人投資家や機関投資家の批判もあるものの、個人株主が多い企業は廃止するどころか拡充する企業も少なくありません。

10月に権利日を迎える株主優待は、4月に次いで1年で2番目に実施企業数が少ない月ですが、その中でもキラリと光る、年300以上の株主優待を取得する筆者おすすめの株主優待を紹介します。


正栄食品工業(8079)

乳製品、 ドライフルーツやナッツ類、製パンや製菓用副食材専業では国内最大手の独立系食品商社。また自社農場もあり、プルーンやクルミの栽培から加工までを自社で一貫して行っています。

【株価データ】

【株主優待内容】
Q.株主優待は誰がもらえるの?
A.10月末日現在、4月末日現在の株主名簿に記載または記録された100株(1単元)以上を保有の株主が対象となります。

Q.株主優待内容は?
A.自社商品の詰合せが贈呈されます。

【参考】2022年4月期の詰め合わせセット内容

萩原工業(7856)

建築や土木用のブルーシートや建築現場で利用する防音シートなど合成樹脂繊維 (フラットヤーン)製品の大手企業です。

【株価データ】

【株主優待内容】
Q.株主優待は誰がもらえるの?
A.10月末日現在の株主名簿に記載または記録された100株(1単元)以上を保有の株主が対象となります。

Q.株主優待内容は?
A.保有株数及び保有期間に応じて、自社商品の詰合せが贈呈されます。

【参考】マスキングテープ10巻きセット(100株3年未満)

AB&Company(9251)

大手美容室チェーン 「Agu.hair salon」 などを717店舗 (22年4月末) 展開中。上場間もない会社ですが、新設された株主優待がお得感満載です。配当に株主優待を加味した利回りが10%超えとあまりにも良すぎる株主優待内容のため、個人的には今後も続くのか心配していました。しかし、2022年6月14日(火)に開示された2022年10月期 第2四半期決算説明資料(28ページ)に株主優待に関して言及があり、「数年以内の株主優待制度廃止は想定していない」とのこと。会社からの発表もあり、安心感が株主にも伝わったと思います。

【株価データ】

今期が初の配当金(予想)となります。

【株主優待内容】
Q.株主優待は誰がもらえるの?
A.10月末日現在の株主名簿に記載または記録された100株(1単元)以上を保有の株主が対象となります。

Q.株主優待内容は?
A.保有株数に応じて、自社オリジナル商品(シャンプー等)自社のオンラインサイトで利用できる優待券が贈呈されます。

※画像:AB&Company公式通販サイトより引用

今回は10月に権利が取得できるオススメ株主優待銘柄を3銘柄紹介しました。2021年11月に上場したAB&Companyは、初の株主優待ということもあり、今からワクワクしています。紹介した3銘柄とも、2022年10月時点では配当金もあり、株主優待も満足できる銘柄だと思います。そんな優待銘柄の投資を検討してみてはいかがでしょうか。

※本記事に掲載している情報は2022年9月末日時点のものです。
※株主優待の内容は変更される場合がありますので、必ず当該企業のホームページ等をご確認ください。
※本特集は個別の銘柄の売買を推奨するものではありません。投資にあたっての最終決定はお客様ご自身の判断でお願いします。

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