そこらへんの草食って待ってます! 映画「翔んで埼玉Ⅱ」2023年公開が決定 主演、監督ら続投

「埼玉の皆様 続編作ってゴメンなさい。」のキャッチコピーが印象的な映画「翔んで埼玉Ⅱ(仮題)」の告知ビジュアル(c)2022映画「翔んで埼玉」製作委員会

 埼玉を徹底的にディスる(けなす)衝撃的な内容で話題となった映画「翔(と)んで埼玉」の続編「翔んで埼玉PartⅡ(仮題)」の劇場公開が2023年に決定した。1日に発表され、主演はGACKTさん、二階堂ふみさん、監督は武内英樹氏が続投する。

 作品は魔夜峰央氏が1982年に発表した漫画「翔んで埼玉」が原作。「埼玉県民にはそこら辺の草でも食わせておけ!」「埼玉なんて言っているだけで口が埼玉になるわ!」といった強烈なせりふなどがネットを中心に反響を呼び、2019年に実写映画化となった。

 前作の興行収入は37.6億円を記録。埼玉県は都道府県別の興収シェアが23%超だったほか、「聖地」と称されたMOVIXさいたま(さいたま市大宮区)では、異例の39週連続上映されるなど、空前の「埼玉ブーム」が巻き起こり、国内外で大きな社会現象となった。

 21年夏に第2弾の製作発表があり撮影が進んでいたが、GACKTさんの体調不良により延期に。約1年の休止期間を経て体調が復活したことから、撮影再開が決まった。GACKTさんは「体調不良で活動を休止していましたが、おかげさまで元気な姿で帰ってくることができました。ぜひ次回作も楽しみに待っていてください」とコメントした。

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