3年連続で神事だけとなる諏訪神社(長崎市上西山町)の秋の大祭「長崎くんち」の始まりを告げる「事始(ことはじめ)神事」が1日、同神社であった。
氏子総代2人が参列。斎庭(ゆにわ)で大麻(おおぬき)などの道具を使っておはらいをした後、拝殿で池田剛康宮司が「疫病で御神幸ができないが、8日の例大祭は謹んで執り行う」との内容の祝詞を読み上げ、参列者は玉串をささげた。
今年も長崎くんちの奉納踊りと「お上り」「お下り」は中止だが、7、9両日の「寿詞(よごと)神事」や、8日の「湯立(ゆたて)神事」など長崎くんち関連の神事は同神社で厳粛に執り行う。
諏訪神社で「長崎くんち」事始 3年連続神事だけ
- Published
- 2022/10/02 11:40 (JST)
- Updated
- 2022/10/02 12:25 (JST)
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