“演し物にぎやか”手ぬぐい今年も 長崎の版画家、小﨑侃さんデザイン

今にも動き出しそうな演し物を描いた手ぬぐい=長崎新聞社

 長崎市の版画家、小﨑侃さん(80)が長崎くんちの演(だ)し物を色彩豊かに描いた手ぬぐいが完成し、長崎市上西山町の諏訪神社くんち踊馬場さじき運営委員会と同市浜町の石丸文行堂で販売している。7~10日に出島メッセ長崎で開催する「大くんち展」でも購入できる。
 小﨑さんは2008年から、同運営委の企画でその年の演し物をモチーフにデザインしている。今作は今にも動き出しそうなコッコデショや龍踊(じゃおどり)など、七つの演し物をところ狭しとちりばめ、にぎやかな1枚に仕上げた。
 小﨑さんは「演し物だけでなく、担ぎ手も大きく、忠実に描いた。みなさんに楽しいおくんちを思い出してもらえたら」と話している。手ぬぐいは1枚千円。


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