きょう（日）も全国的に青空が広がっていて、西日本や東日本を中心に真夏日になっている所もある。週明けも気温は高めで、西日本や東日本では30℃前後まで上がる見込み。ただ、火曜日から水曜日にかけては前線が通過する影響で広い範囲で雨となる。北海道では雨や風が強まって荒れた天気となるおそれがある。この雨のあとは一気に秋らしくなり、関東では11月上旬並みの肌寒さになりそうだ。気温の変化が大きくなるため、体調を崩さないように気をつけたい。

西～東日本で真夏日も

　きょう（日）も広い範囲で晴れていて気温はこの時季としては高くなっている。関東から西は30℃前後の所が多く、午後2時までの最高気温は、大分県の日田で31.9℃、名古屋で30.6℃、大阪で30.5℃など、真夏日となっている所も多くなっていて、東京も29.6℃まで上がっている。湿度は低いものの、こまめな休憩や水分補給を心がけたい。

火曜日～水曜日　季節を進める雨に

　あす（月）も晴れ間の出る所が多くなるが、東海や北陸や近畿、中国地方などはきょうよりも雲が広がりやすく、夜は一部でにわか雨の可能性がある。

　火曜日になると前線の影響で北日本や日本海側には雨雲が広がる見込み。北海道では雨や風が強まって荒れた天気となるおそれがある。水曜日は東日本から西日本も広く雨となりそうだ。
　この前線が通過すると、この時季としては強い寒気が流れ込んでくる。

週明けも30℃前後　雨のあとは気温ダウン

　週明けも西日本や東日本を中心に30℃前後の所があるが、寒暖差に注意が必要だ。
　寒気の流れ込むタイミング早い北日本では、火曜日から水曜日にかけての気温差が大きくなりそうだ。札幌は火曜日の最高気温が23℃の予想だが、水曜日にかけて10℃くらい下がる見通し。北海道では金曜日ごろにかけて、標高の高い山では雪になるくらいの寒気が流れ込むため、峠越えをする際は注意が必要となる。

関東は11月上旬並みの肌寒さ

　西日本や東日本も水曜日以降は最低気温が15℃前後となる見込み。西日本では、日中は24℃前後と平年並みの所が多い予想だが、東京は金曜日と土曜日の最高気温が18℃と、11月上旬並みの肌寒さになりそうだ。朝の気温は12℃くらいまで下がる見込み。寒暖差が大きい一週間となるため、暖かい寝具や羽織るものの準備は早めに済ませておき、体調を崩さないように気をつけたい。

（気象予報士・及川藍）