児童ら外国文化体験 母国語紹介や衣装試着

「国際交流プログラム」でルーマニアの文化や言語について質問する子どもたち

 子どもたちが外国文化に触れる機会を提供しようと、海外派遣事業などの参加経験者でつくる県青年国際交流機構(荒武千穂会長、88人)は2日、「国際交流プログラム」を宮崎市の宮交シティ紫陽花ホールで開いた。同機構から外国人8人を含む13人が参加。会場を訪れた子どもたちと交流を深めた。
 同ホールで開かれた「子どもまつり」(県子ども劇場おやこ劇場連絡会主催)の中で実施。
 ミャンマーからの留学生が母国語で来場者の氏名を書いてくれるブースや、ルーマニアの民族衣装の試着体験などがあり、子どもたちは各国の文化や言語などについても質問。民族衣装を着用した生目台西小2年の與那嶺朱莉(あかり)さん(7)は、「着る物や文化など日本とは違ったものがたくさんあり、もっと知りたいと思った」と話していた。
 「子どもまつり」では、児童らが手作り品を販売するフリーマーケットなどが開かれた。

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