【DeNA】伊藤 途中出場で適時打 バット作り直す試行錯誤

7回横浜DeNA無死二塁。伊藤が適時二塁打を放つ=横浜(立石 祐志写す)

◆横浜DeNA2-3巨人

 途中出場した伊藤が七回に反撃ののろしを上げる適時二塁打を放ち、本拠地最終戦に訪れたファンを沸かせた。

 無死二塁から巨人・山崎伊の内角シュートを引っ張ると、打球は左翼手の頭を越えた。伊藤は「初対戦で、早めに追い込まれたが、必死に食らいついた」と振り返った。

 今季はここまで40試合の出場にとどまるが、ベテラン大和から譲り受けたバットを基に自身のバットを作り直すなど打撃でも試行錯誤を重ねてきた。後半戦に存在感を発揮した背番号29が、クライマックスシリーズ(CS)でも輝きを放つ。

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