北広島の魅力掘る「地元学」 市民と学生共同で課題提案 駅・Fビレッジ・史跡

北広島の魅力と課題について調査結果を報告する学生

2023年3月の北海道ボールパークFビレッジ開業で街はどう変わる・地域の魅力をどう生かす……を北広島市民と北海学園大生が共同で探る「地元学」の第2回講座が10月2日、市役所で開かれました(関連記事:魅力掘り光当てよう「地元学」 北広島市民と北海学園大生が共同作業 Fビレッジ・自然・歴史テーマにまとめ10月提案へ- 北広島新聞社 - WEB北広島新聞 (web-kitahiro.com))。

9月23日にJR北広島駅西口からFビレッジと史跡旧島松駅逓所の2エリアで魅力と課題探しの散策を行い、学生がまとめた報告をもとに議論し、市の施策に生かそうという取り組みです。

学生が作ったJR駅西口からFビレッジまでの「魅力と課題地図」に見入る市民

課題についてFビレッジ班の学生は「JR駅改札が本当に狭い」「東光ストア前のプラタナスの木を、地元が舞台の劇画作品とリンクさせて街づくりにつなげては」「北広島高校とFビレッジを訪れた子どもたちとの交流をつくれば、行きたい高校になるのでは」「レクの森の魅力を引き出して」など鋭く提案しました。

「案内看板が小さ過ぎる」「信号機が必要」「トイレをきれいに」など意見が飛び交った旧島松駅逓所班の討論

駅逓所班の学生は「中山久蔵の偉業や史跡の貴重さが知られていない」と指摘。「『クラーク博士が認めた中山』とか『明治天皇が訪れた』とか“キャッチ―な”キーワードを使ってはどうか。寒地稲作成功は道内全小学校の授業で取り上げられるくらいにしたい」と熱く語りました。

道の駅開設についてもメリット・デメリットの両面から考察。豊かな自然を生かした楽しみ方や食事、土産品などの展望が開ける半面で駐車場やトイレの増設、ごみ問題、野花盗掘リスクも指摘しました。

市は、これらの課題提案を各エリアの魅力を引き出す施策に生かすことにしています。

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