「事故はなくせる」フォークリフト安全対策でポスターコンテスト 21人表彰 埼玉労働局など主催、全国初

表彰状を受け取った受賞者ら=埼玉労働局(さいたま市中央区)

 全国で初めて開催されたフォークリフト安全ポスターデザインコンテスト(主催・埼玉労働局、陸上貨物運送事業労働災害防止協会県支部、建設荷役車両安全技術協会県支部)の優秀賞3人、入賞18人が決まり、さいたま市中央区で表彰式が開催された。受賞作品は関連の講習会などで掲示されるほか、展示会も行われる予定。コンテストはフォークリフトによる事故防止のため、無資格運転の禁止や歩行者と走行路の分離など、正しい作業手順を呼びかけるデザインのポスターを募集。87作品が出品された。

 久知良俊二局長は「初めての取り組みで応募があるか不安だったが、子どもから60代まで幅広い年代層に応募をいただいて良かった」と話した。

 優秀賞の埼玉労働局長賞を受賞した、さいたま市のあさちかさん(21)は、「事故はなくせるものだと思う。親しみやすい絵で描いたので、ぜひ(ポスターを)見てもらいたい」と話した。

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