ブレーブスが首位攻防3連戦をスイープ 地区優勝マジック1が点灯

【メッツ3-5ブレーブス】@トゥルイスト・パーク

ブレーブスは2点を追う3回裏に押し出しで1点を返すとトラビス・ダーノウのタイムリーで逆転に成功。6回裏にはマット・オルソンの33号ソロでリードを広げると、継投で逃げ切り5対3でメッツに勝利。本拠地での3連戦を見事スイープし、3試合を残して地区優勝へのマジック1が点灯した。ブレーブス2番手のディラン・リーが5勝目(1敗)をマークし、6番手のケンリー・ジャンセンが大台の40セーブ目に到達。メッツ先発のクリス・バシットに9敗目(15勝)が記録されている。

勝ったチームにマジックが点灯する大一番は、序盤から大きく動く打ち合いとなった。1回裏にダンズビー・スワンソンが3試合連続となる25号ソロを放ちブレーブスが先制すれば、直後の2回表にダニエル・ボーゲルバックの18号ソロが飛び出しメッツが同点に追いつく。さらに続く3回表にはジェフ・マクニールの8号ソロとボーゲルバックのタイムリーで3対1とリードしたメッツが主導権を握ったかと思われた。

しかし、ブレーブス打線がこの日も勝負強さを見せる。リードを許した直後の3回裏、押し出しの四球で1点差と迫るとなおも二死満塁の場面でダーノウが粘って8球目をセンター前へ運ぶ逆転のタイムリー。さらに6回裏にはオルソンも3試合連発となるソロホームランを放つと、このリードを5回途中から継投に入ったリリーフ陣が守り切った。

ブレーブスはこの勝利でシーズン100勝到達。メッツを2ゲーム引き離しナショナル・リーグ東部地区の5連覇に王手をかけた。この3連戦ではスワンソンとオルソンがともに3試合連続ホームランを放つなど、3戦で計7発と本塁打数リーグ1位のパワーを発揮。さらにリリーフ陣も12回2/3を投げて失点わずか1と抜群の安定感でチームを支えるなど、昨年ワールドシリーズ制覇の勝負強さを遺憾なく発揮した3連戦となった。

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