元AKB48・片山陽加さん、芸能界引退しゲーム会社の正社員に 広報担当で知名度UP担う

元AKB48の片山陽加さんが芸能界を引退し、10月1日付でゲーム会社「クラウズプレイカンパニー」に正社員として入社したことが分かった。同社の公式YouTubeで片山さん自身が報告した。

同社の千葉達也社長と2人で動画に登場した片山さんは「皆さん、初めまして。この度クラウズプレイカンパニーに入社することになりました片山陽加です」とあいさつ。「元AKB48で活動していまして、卒業後は舞台を中心に活動してまいりました。そしてこの度ご縁がありましてクラウズさんに入社するということで、これから初めての社会人生活になりまして、ドキドキで不安なんですけど、精いっぱい頑張っていきたいと思いますので、皆さま、よろしくお願いします!」と報告した。

千葉社長は「イベントとかネタではなく、本当に正社員として入社してもらうことになりました」と明言。「今後はうちの会社の広報として、まだまだ無名のうちの会社の知名度アップ、ゲームが売れるために片山さんにどんどん宣伝をしていただこうかなと考えております」と、広報担当の仕事をすることも明らかにした。

ゲーム会社への就職という〝転身〟について、片山さんは「あまりゲームを通って来なかった人生だったので、ゲームをちゃんとできるか不安なんですけど」としつつ、「今までゲームを通ってこなかった方にも、初心者ならではの伝え方ができるんじゃないかなと。うまくなっていけば、皆さんとコミュニケーションを取りながらゲーム動画を撮ったり、実況できたらいいなと思っています」と意気込みを語った。

その上で「今までとまた違う新たなフィールドで活動していくということで、不安な部分だったりとかうまくできなかったりとか最初あると思うんですけど、いいねって言っていただけるような、笑顔になれるような動画作りをできたらいいなと思いますし、コロナとか落ち着いたらイベントを絡めた皆さんといろいろ一緒に何かできるようなコンテンツもできていけたら」

片山さんは2006年12月、「第三期AKB48追加メンバーオーディションに合格してAKB48に加入。07年4月にチームBの一員として公演デビューを果たした。09年の第1回選抜総選挙では28位で、アンダーガールズ入り。10年4月から芸能事務所アトリエ・ダンカンに所属。その後、13年4月にAKSへ、14年1月にアービングへ移籍。同年9月にAKB48を卒業後は舞台などを中心に活動し、今年9月末をもってアービングを退所して芸能界を引退した。

(よろず~ニュース編集部)

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