剣道少年男女そろって優勝 空手、レスリングで準V いちご一会とちぎ国体

優勝した剣道少年男子

 第77回国民体育大会「いちご一会とちぎ国体」第3日は3日行われ、栃木県は剣道で少年男子、少年女子がそろって優勝を果たした。優勝は少年男子が42年ぶり2度目、少年女子が初めて。

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 剣道少年男子は決勝で茨城を3-1で下した。少年女子は秋田との接戦を2-1で制した。

 空手成年男子形の本龍二(イー・ギャランティ)は準優勝。なぎなた少年女子試合は3位となり、演技に続く入賞を果たした。

 レスリングでは成年男子フリースタイル65キロ級の上野裕次郎(県スポーツ協会)が準優勝。少年男子フリースタイル51キロ級の与那城一輝(足利大付高)は準決勝で敗れて3位となった。

 2回戦に臨んだ国学院栃木高単独のラグビー少年男子は、大分東明高単独の大分を31-10で下して4強進出。ボート少年女子シングルスカルの飯塚百合子(東京・成立学園高)は上位4人の決勝に進んだ。

 特別競技の高校野球は準決勝を行い、硬式の国学院栃木が敗れたが、軟式の作新学院は決勝に進んだ。

優勝した剣道少年女子
レスリング成年男子フリースタイル65キロ級決勝 相手の攻めを懸命にしのぐ上野(右)=足利市のFUKAI SQUARE GARDEN足利
空手道成年男子形決勝 「ゴシュウシホダイ」を演武する本=小山市の県南体育館

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