2023年、広島で開催されるG7広島サミットに向けて準備が着々と進んでいます。広島県警は要人警護を専門とするサミット警護員を指名しました。
広島県警・森元良幸本部長
「自らが最後の砦であることを強く自覚し、不足の事態が発生しうると心得、感覚を研ぎ澄まして訓練、任務に臨んでいただきたい。」
広島県警は、2023年に行われる予定のG7広島サミットに向けて、広島県内の警察署などから選ばれた約200人を「サミット警護員」に指名しました。
サミット警護員は、各国首脳などの要人警護が専門で警護対象者の安全確保などに務めるということです。
広島県警総務部総務課企画官・佐藤賢警視
「重責を担うこととなり大変身の引き締まる思い。要人の安全確保をするため積極的に訓練に取り組んでいきたい。」
今後、警護員は定期的に訓練を行っていく予定だということです。
サミットに向けた準備。リーガロイヤルホテル広島では、サミットや水際対策の緩和で来日する外国人に対応するためスタッフの語学研修が始まりました。
対象はフロントやレストランなどで接客を行う約120人で、外国人スタッフが講師を務めます。新型コロナの影響で訪日外国人と英語で話す機会が少なくなっていたことから、初回の3日は自己紹介やあいさつなど基本の英会話を学びました。
リーガロイヤルホテル広島入社3年目・藤井そよかさん
「普段レストランにいてもあまり英語を使う機会がなかったので、すごい新鮮で勉強になりました。いざ来られた時に話せるように頑張ります。」
リーガロイヤルホテル広島・畳谷恵介副総支配人
「世界に向けてさまざまな形で、さすが広島は素晴らしいところだと発信できるように、ホテルスタッフとしてサポートできたらと思っています。」
語学研修は来年4月まで週に1回のペースで続けていくということです。