カンニング竹山、日本で同性婚を認める制度がないことに「全く意味が分からない」

3日放送の『たまむすび』(TBSラジオ)で、お笑いタレントのカンニング竹山カンニング竹山が、同性婚カップルの外国人配偶者に、定住資格が認められなかったニュースを受け疑問を語った。

番組では、「週刊ニッポンの空気」のコーナーで、米国で日本人男性と法的に結婚した米国籍の男性が、「特定活動」の在留資格を求めた訴訟の判決に関するニュースについて扱った。

判決では、日本人と結婚した外国人配偶者に資格を与えない国の運用は「憲法の平等原則の趣旨に反する」と指摘し、「男性に特定活動の資格を認めなかったのは違法だった」と判断。しかし、永住資格に移行しやすい「定住者」の資格を求めた原告の訴えは却下した。

異性間の結婚であれば、海外で結婚した場合でも配偶者の外国人には「日本人の配偶者等」の資格が与えられるが、日本では同性婚を認める法規定がなくこうした判決となったが、竹山は「全く意味が分からないのは、男性と男性、女性と女性で結婚したところで我々になにかありますか? 本人同士が好きなら結婚すればいいじゃない。我々なんにも迷惑かからないでしょ。なのになんで認めないの?」と、なぜ日本で同性婚を認める制度がないのかと疑問を語る。

このことに関して、コーナーゲストでライターの望月優大氏は、与党である自民党の保守層が持っている伝統的家族観も影響があるのではとし、メインパーソナリティーの赤江珠緒は、最近なにかと話題にあがる旧統一教会もこうした伝統的家族観を重視している部分もあるということで「政権にも作用してるんじゃないかって思ってしまいそうな状況でもありますよね」と疑った。

竹山はそうした家族観について「全く理解できないですけどね。いいじゃない、なにがダメなのかと」批判したのだった。

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