22日に開幕する「美ら島おきなわ文化祭2022」（第37回国民文化祭、第22回全国障害者芸術・文化祭）をPRするため、沖縄県内全市町村を回って展示されてきた大会旗が3日、“アンカー”の那覇市に到着した。大会旗引き継ぎ式典が市役所で催され、照屋義実副知事が城間幹子市長に大会旗を手渡した。
大会旗は昨年12月から糸満市を皮切りに県内市町村を巡回していた。7日まで那覇市役所1階で展示される。式典では沖縄俳優協会などによる琉球舞踊も披露された。照屋副知事は「県内外の皆さまに沖縄文化の魅力を存分に味わってほしい」、城間市長は「文化の秋を堪能してほしい」と語った。
文化祭は22日から11月27日まで。期間中、那覇市では10月23日の識名園でのお茶会、同30日の那覇文化芸術劇場なはーとでの沖縄芝居「首里城明け渡し」などが催される。 （伊佐尚記）
