「第三の居場所」再確認 ニシタチこども食堂

絵本の読み聞かせもあったニシタチこども食堂。小戸小で子ども食堂を開く実行委の上杉豊巨さん(中央)も訪れ、コロナ禍での運営方法などを学んだ=3日午後、宮崎市橘通西3丁目のみやざき晴夜

 宮崎市の繁華街ニシタチで3日に開かれた「第3回ニシタチこども食堂」(同実行委・宮崎日日新聞社共催)には、近くの小戸小で子ども食堂を運営する実行委事務局長の上杉豊巨(とよひろ)さん(41)らの姿もあった。コロナ禍で今年から中止が続き「寂しい思いをしているかも」と子どもたちを気にかけてきた上杉さん。同日のにぎやかな様子を目にし、学校でも家庭でもない「第三の居場所」を提供する子ども食堂の意義を改めて認識し、再開への思いを強くした。

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