ブレーブス完封負けで優勝へ足踏み マーリンズ・ルザルドが12Kの好投

【ブレーブス0-4マーリンズ】@ローンデポ・パーク

ブレーブスは先発のブライス・エルダーが序盤に4点を失うと、マーリンズ先発のヘスス・ルザルドの前に6回で12三振を喫するなど打線も沈黙。苦しい展開を最後まで打ち破れず0対4でマーリンズに敗れ連勝は3でストップ。メッツの試合が中止となったため、地区優勝マジック1のまま足踏みとなった。ルザルドは4勝目(7敗)をマークし、エルダーに4敗目(2勝)が記録された。

前回登板で完封勝利を挙げたブレーブス先発のエルダーだったがこの日は苦しいピッチング。1回裏、ブライアン・デラクルーズにタイムリー二塁打を浴び先制を許すと、味方のエラーでピンチが広がりヘスス・サンチェスにもタイムリー二塁打を許してこの回2失点。マーリンズは3回裏にもデラクルーズの13号2ランでリードを広げると、投手陣も6回被安打4、与四球1、奪三振12、失点0の快投を見せたルザルドから2番手ジェフ・ブリガム、3番手ブライアン・ホーイング、4番手リチャード・ブライアーと繋いで強力ブレーブス打線を相手に完封リレーを見せた。

ブレーブスは日本時間9月23日のフィリーズ戦以来今季4度目の完封負け。首位攻防3連戦で勝負強さを見せた打線がこの日はふるわなかった。ブレーブス2試合、メッツ3試合を残してマジック1といまだ優位な立場であることに変わりはないが、ブレーブスとしては最終戦持ち越しは避けたいところだろう。

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