県勢最高齢70歳国体で飛躍 本業すし職人、手綱も握る 馬術・増山さん

愛馬「キャンデラZ号」と70歳で国体に挑む増山治夫さん(左端)と、誠倫さん(中央)、久佳さん=2日午前、那須塩原市接骨木

 「いちご一会とちぎ国体」で、6日に始まる馬術競技の六段障害飛越(10日)に、今大会の県勢最高齢の小山市羽川、増山治夫(ましやまはるお)さん(70)が出場する。全国トップクラスの選手の長男誠倫(たかみち)さん(44)、誠倫さんの妻久佳(ひさか)さん(39)、茨城県代表の次男大治郎(だいじろう)さん(39)も各障害馬術に出場し、家族で国体に挑む。本業は小山市のすし店主。すしから手綱に握りかえ「息子らは優勝、私は何としても1回戦突破」と、地元国体で古希の意地を示す。

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