東栄住宅、リアルサイズの街角展示場開設から5年が経過=営業利益率・集客数が改善

飯田グループホールディングス傘下の東栄住宅(東京都西東京市、佐藤千尋社長)は、2017年6月に総合住宅展示場から完全撤退し、同年10月からは同社が展開している東京・埼玉・千葉・神奈川の1都3県に「街角展示場」を建設するようになった。

集客装置としてではなくリアルなサイズ感を見せる展示場として展開しており、その時のトレンドに合わせた最新のデザインや設備を定期的に入れ替えているのが特徴だ。

「街角展示場」の開設から5年を迎える現在、同社の営業利益率や集客数が改善するなどによってビジネスモデルとしては強化されたとみている。

今年4月には、住宅事業のリブランディング化を実施し、注文住宅は「ブルーミングクラフト」とネーミングして知名度アップを図ることで、将来的に1千棟の受注を目指す考えだ。

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