オリンピックメダリストの冨田せな選手(22、妙高市出身)の講演会がこのほど、同市立妙高高原中で行われた。PTAの企画によるもので、全校生徒や保護者が聞いた。
2月の北京冬季五輪で冨田選手は、スノーボード女子ハーフパイプで銅メダルを獲得した。講演では中学時代を振り返り、スノーボードと学業の両立などを語った。
ハーフパイプについて「怖いけど、大会では『やるしかない』という感じで滑っている」と冨田選手。
「海外の選手も妙高市のことを知っていて、結構来ている」と紹介した。
生徒の質問に答え、家族の大切さや、自然を見に行くことを大事にしていることを語った。
銅メダルの他、北京で使用した板、ウエアが披露されていた。