山里亮太、村上宗隆56号被弾の入江大生投手の立場には色々な意味でなりたくないと語る

4日放送の『たまむすび』(TBSラジオ)で、お笑いコンビ・南海キャンディーズの山里亮太が、プロ野球でヤクルトスワローズ・村上宗隆に日本選手最多となる56号ホームランを打たれたDeNA・入江大生投手の立場にはなりたくないと語った。

冒頭のトークで前日に56号ホームランを放った村上の話題となり番組メインパーソナリティーの赤江珠緒は「山ちゃんが、あのときピッチャーだったら、やっぱりフォアボールとか怖いよねって‥その話もりあがったよね!」と山里に話を振った。

村上は最終戦、第4打席で偉業を達成した。つまり、仮にここで打てなかった場合は、よほどのことがないともう打席が回って来ないという状況で山里は「怖いよ‥デッドボール当てようもんならよ!(最終打席で)記録がかかってる訳でしょ? バクバクよ心臓」と仮に自分が入江の立場だったときの心境をコメント。「真剣勝負な訳だとけど、自分だと危ないね。カーン! っていいの当たった瞬間にガッツポーズしちゃうと思う(笑)。『ああ…、よかった~、お役に立てた!』って。プロの人達は真剣勝負で、打った村上様はすごいってなるけど」と明かし笑いを誘った

山里のトークは続き「俺もう下投げでやると思う。『はい!』って(笑)」と話し、「たぶんそれが俺らみたいな一般と一流の違いよ。スポーツで一流的な考え方全く自分の中でないからね」と一流だからこそ、このプレッシャーでも出来ると語った。

さらに山里は「だって9回裏、ツーアウト満塁一打逆転の打席欲しい? 絶対いらない! やだもん、それ逃したら罪になるもん。あとウイニングボール、フライがあがったとしても絶対来るなって思うし」とどんなチャンスがあったとしても、ミスしたときのリスクを考え拒否したくなると話した。なおビッグボスこと新庄剛志日本ハム監督に以前同様の話をしたところ、そういう場面は絶対に自分にまわって来いと思っていると答えたそうで、「そういう凄い人達を見ると、あ、自分って一流になれないんだなって(笑)。痛感して悲しくなってくるのよ」と自身との価値観の違いを実感したとのことだった。

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