神奈川県警海老名署で勾留中の30代男性死亡 体調不良訴え入院後に

海老名警察署

 海老名署は4日、起訴勾留中の男性(36)が死亡したと発表した。9月24日に体調不良を訴え、病院に入院していたが、4日に死亡した。

 署によると、9月24日午前9時20分ごろ、署員が嘔吐(おうと)するような音に気づき、男性のところへ駆け付けたところ、トイレの側で横になっていたという。同10時ごろ119番通報し、救急搬送。病院の集中治療室に入院した。既往症はなく、精密検査を受けたが、原因不明だったという。男性は4日午前4時ごろ死亡した。

 同署の鈴木勝副署長は「死亡したのは大変残念。ご冥福をお祈りするとともに、今後も適切な留置業務に務めていく」とコメントした。

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