パリなどW杯観戦イベントなし カタールの人権や環境を問題視

サッカーW杯カタール大会のカウントダウン時計=8月、ドーハ

 【パリ共同】パリや南部マルセイユなどフランスの8都市が4日までに、11月に開幕するサッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会に関し、同国の人権状況や環境への配慮を理由に、市内で大型ビジョンを設置するなどした観戦イベントは開催しない方針を明らかにした。フランスのメディアが伝えた。

 カタールでは会場建設に当たった出稼ぎ労働者への人権侵害や、冷房システムを完備したスタジアムの温室効果ガス排出の問題などが指摘されてきた。マルセイユのパヤン市長(社会党)は「私たちがスポーツやサッカーを通じてアピールを望む価値観と相いれない」と指摘した。

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