バルサ、CLインテル戦に敗れて窮地…チャビ監督が戦術を説明

バルセロナはインテルとのUEFAチャンピオンズリーグ第3節に1-0で敗れた。

前半終了間際にハカン・チャルハノールに先制点を奪われると、最後までゴールを奪えず。不利といえるような判定もあったが、バイエルン戦に続く連敗となってしまった。

バルサはCLアウェイマッチ3試合連続でノーゴールとなっており、これはクラブワースト記録(昨季のバイエルン戦から無得点)。試合後、チャビ監督はこう述べていた。

「我々は力不足だった。これで難しい状況になった。

(グループステージの)残り3試合は決勝戦になる。それを自分たちがどう扱うかだ。

ワイドに広げてプレーしようとした。そのうえで、ランナーをインサイドに入れようと。

チャンスは相手よりも多かったし、全てを尽くした。だが、何も得られなかった。

望んでいたようなダイナミックさがなかった。最初の30分はよかったが、その後はダイナミズムが漏れてしまった。

相手のカウンターはとてもよく阻止できていたし、チャンスもあったが、どれも決められなかった」

「もっといい試合をするべきだった。この敗戦でとても難しい状況に追い込まれた」

この日のバルサはロベルト・レヴァンドフスキの左右にウスマヌ・デンベレとラフィーニャを配置。サイドを広く使いつつ、中のスペースを突く狙いだったようだ。

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一方、リーグ戦2連敗中だったインテルはシモーネ・インザーギ監督のクビがかかった試合に勝利。

指揮官は「美しい夜だ。世界最強のチームのひとつを撃破した。誰もが自己犠牲の準備をできていれば、こういう夜にすることができる。ブロゾヴィッチもルカクも不在だったけどね。最後は足が攣る選手もいたが、離脱者がでないことを願う」と話していた。

死のグループCは、3連勝のバイエルンが首位、2位インテル、3位バルサ、そして、最下位がヴィクトリア・プルゼニとなっている。

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