世界に誇る真空技術で世界を変えていく!インターホールディングス【#interholdings】

皆さんこんにちは。河上 純二 a.k.a JJです。

世界を変えるスタートアップ企業にフォーカスした最新レポートをお届けします。第36回目は新しいサーキュラー・エコノミーを実現する、株式会社インターホールディングス代表取締役社長兼CEOである成井 五久実さんにお話を伺いました。

独自の真空特許技術で地球温暖化とフードロスを解決する事業

元となっている技術は萩原 忠(92歳)さんという、約493件特許取得を成す日本を代表する偉大な発明家の技術です。
この特許技術は、弁を引くだけで99.5%の真空を実現するというものです。
この特許の権利をインターホールディングスに譲渡頂き、我々のほうで本格的に事業を開始しました。

インターホールディングスでは、大きく2つのプラットフォームビジネスを考えています。

1つめはライセンス及び製品ビジネスで、真空特許技術をサプライチェーンに組み込むことを想定しています。
「お米」を例にして考えてみると、生産者で刈り取りされたお米を業務用真空パックにいれて保存し、それをそのまま物流で小売に直送。小売では「真空量り売り機」にセットして、消費者が真空マイボトルを持ち込み、好きなだけ購入できます。その後、自宅で必要な分だけ調理したら、その後何度でも真空容器の蓋を締めて、鮮度を維持しながら保存することができます。しかもボトルはリユーサブル(再利用可能)なので一切ゴミが出ません。
いま地球問題になっているCO2の排出量は、この「Scope3 *注釈 」という商品が生まれて消費される所で大きく構成されています。真空技術でこういった一連の流れを組み込むことで、排出量削減に大きくダイレクトヒットすることがわかりました。

2つめは環境アクセラレータービジネスです。
たとえば、家庭用真空パックにICチップを内蔵して、購買履歴をトークンで管理します。
消費者が自分の起こしたアクション、つまり「真空量り売り機」でどれだけ物を買ったか、どれだけCO2の削減に貢献できたかが個人レベルで数値化され、それに応じてキャッシュバックしていきます。

テスラ社は、EV車を売ってCO2削減分を可視化し、カーボンクレジットとしてキャッシュバックをうけています。
今後は、同じように企業のCO2削減を可視化してキャッシュバックをしていくようなビジネスが大きくなるとおもいます。
私たちは、真空という技術を使いエコな経済圏をサプライチェーンで実現、かつグリーンな行動を可視化できる、より良い社会を作ろうと考えています。

私たちが創る未来 ~INTER HOLDINGS事業概要~

スーパーマーケットに登場する日も近い

無印良品さんやビオセボンさんの店舗に行くと、店舗の壁に量り売り機が設置されていて、量り売りというスタイルが再ブームになっています。
個別包装でみんなが好きなものを消費するのではなく、好きなものを適量だけ買うことでゴミを減らそうという流れです。

ただ、これにまだ問題があって、量り売りの食品廃棄率がかなり高いというのが現実です。
食材はどんどん酸化してしまうので、販売できなかったものは捨てられてしまいます。
なので、現状は保存がきくナッツやドライフルーツといった乾き物がメインでした。

こういった問題も、提供する容器や包装そのものを「真空」にすることで、今まで量り売りが難しいとされてきた液体も全て可能になります。
食品廃棄をへらすことが出来るという点でも、かなりの可能性があると感じています。

私たちの技術の独自性は3つ
1、地球上最効率の99.5%の真空技術です。
2、何度でも手で簡単に真空にすることができます。優れた逆止弁で一度抜いた空気が逆流しません。アポロ計画にも使われたロケットの油圧器の技術を使っています。
3、リユーサブル。洗ったら何度でも使うことが出来ます。

こういった強みを持って、今後は世界にも進出を考えています。特に米国はLA中心に脱プラスチックが進んでおり、法改正もすでにはじまっています。そういった環境で、弊社の商品や技術を採択する企業が増えるのではないかなと思っています。
次に、中国です。いま一番CO2を排出している国なので、ここも今後は必ずニーズがあると信じて注目しています。

「新しいサーキュラー・エコノミーを日常に」

株式会社インターホールディングス

代表取締役社長兼CEO 成井 五久実

https://www.inter-hs.com/

注釈

: Scope3とは(スコープ3とは)、事業者自ら排出している温室効果ガス(CO2等)です。Scope1、Scope2以外の事業者の活動に関連する他社の温室効果ガスの排出量を指します。
・Scope1:事業者自らによる温室効果ガスの直接排出 (燃料の燃焼、工業プロセス)
・Scope2:他社から供給された電気、熱・蒸気の使用に伴う間接排出
・Scope3:Scope1、Scope2以外の間接排出 (事業者の活動に関連する他社の排出)
引用:https://www.teitannso.jp/article/16450141.html

■河上 純二 a.k.a JJプロフィール

ビジネスプロデューサー/パーソナリティ/モデレータ

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