3年ぶりの鈴鹿F1でタイトル決定なるか。日本GPでのマックス・フェルスタッペンのタイトル獲得条件

 F1第17戦シンガポールGPを終えて、タイトル争いはマックス・フェルスタッペン(レッドブル/341ポイント)、シャルル・ルクレール(フェラーリ/237ポイント)、セルジオ・ペレス(レッドブル/235ポイント)の3名に絞られた。ここでは、フェルスタッペンが10月7〜9日に三重県の鈴鹿サーキットで開催されるF1第18戦日本GPにおいて獲得の可能性を残す、2022年シーズンのドライバーズタイトルの条件を見ていこう。

 3名のタイトル候補のうち、自力タイトルの可能性を残すのはフェルスタッペンただひとり。日本GP以降の残る4大会で獲得できる最大得点は112ポイントのため、フェルスタッペンはルクレールとペレスに対し8ポイント差をつけて日本GPを終えることができれば、鈴鹿サーキットで2年連続のドライバーズタイトル決定の瞬間を迎える。

 フェルスタッペンの自力タイトルの条件は『優勝+ファステストラップ(計26ポイント)』となる。一方、最低条件はルクレールが『ノーポイント』、ペレスが『9位(2ポイント)』で終えた上で、順位は『6位(8点)』以上となる。

 そのほかの順位と条件については下記の表を確認してほしい。

■マックス・フェルスタッペンのタイトル獲得条件(2022年F1第18戦日本GP)

M.フェルスタッペン C.ルクレール S.ペレス

優勝+FL(26点) – –

優勝(25点) 3位以下 –

2位+FL(19点) 5位以下 4位以下

2位(18点) 5位(FL点無)以下 4位(FL点無)以下

3位+FL(16点) 6位以下 5位以下

3位(15点) 7位以下 6位以下

4位+FL(13点) 8位以下 7位以下

4位(12点) 8位(FL点無)以下 7位(FL点無)以下

5位+FL(11点) 9位以下 8位以下

5位(10点) 9位(FL点無)以下 8位(FL点無)以下

6位+FL(9点) 10位以下 9位以下

6位(8点) 11位以下 9位(FL点無)以下

FL:ファステストラップ(1ポイント)

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