自信と緊張 いざ本番 農家ら 入念に世話 代表牛 体調は良好

全共特設会場で手際よく出品牛を洗うなど、それぞれが持ち場での作業を効率的にこなし、チームワークが光った県勢ら=4日午後、鹿児島県霧島市

 すでに臨戦態勢―。全国和牛能力共進会(全共)鹿児島大会に出場する代表牛のうち15頭が4日、霧島市の特設会場に到着した。農家らの表情には、出品牛を磨き上げた自信と県代表のプレッシャーが交錯していた。牛の全身洗い、ブラッシング、餌やり…。到着後、JAや自治体の技術員らを含む県勢約100人は、寸暇を惜しむように作業に没頭。チームワークの良さに、本番での活躍への期待がさらに高まった。

© 株式会社宮崎日日新聞社