ブレーブスが5年連続地区優勝! 継投で1点差を守り切る

【ブレーブス2-1マーリンズ】@ローンデポ・パーク

ブレーブスは同点で迎えた5回表にウィリアム・コントレラスのタイムリー内野安打で勝ち越すと、投手陣がこのリードを守り切って2対1でマーリンズに勝利。最終戦を残して5年連続の地区優勝が決定した。ブレーブス先発のジェイク・オドリッジは5回1失点の好投で6勝目(6敗)をマークし、5番手のケンリー・ジャンセンが41セーブ目を記録。マーリンズ先発のブラクストン・ギャレットは7敗目(3勝)を喫している。

勝てば優勝が決まるブレーブスは、2回表にロナルド・アクーニャJr.のタイムリーで先制すると、先発のオドリッジが3回で5つの三振を奪う好投を見せる。しかし、4回表に一死2・3塁のチャンスを逃すと、直後の4回裏にヘスス・サンチェスの13号ソロで同点を許してしまった。それでもブレーブスは5回表、トラビス・ダーノウのタイムリー二塁打から二死3塁のチャンスを迎えると、ウィリアム・コントレラスのボテボテの当たりが内野安打となり勝ち越し。このリードを先発オドリッジから2番手コリン・マクヒュー、3番手ライセル・イグレシアス、4番手A.J.ミンターとリリーフ陣が無失点で繋ぎ、最後はジャンセンが優勝を決めた。ブレーブスのリリーフ陣は前のカードから16回2/3連続無失点と抜群の安定感で終盤戦を支えた。

ブレーブスはこれで2018年から地区5連覇。現地6月1日の時点でメッツに10.5ゲーム差をつけられるなど序盤は苦しいシーズンを送っていたが、右腕のスペンサー・ストライダーが先発に定着し、外野手のマイケル・ハリス二世が6月からの4か月中3か月で月間最優秀新人賞を受賞するなどルーキーが台頭。夏のトレードで獲得したイグレシアスが28試合に登板して防御率0.34と圧巻のパフォーマンスで勝ちパターンに定着するなど、補強も功を奏した。見事な逆転劇を見せた昨年王者がナショナル・リーグの第2シードから今年も頂点を狙う。

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