九州文化学園高で戴帽式 52人決意新たに

ナイチンゲール像からろうそくに火をもらう戴帽生=佐世保市、九州文化学園高

 長崎県佐世保市椎木町の九州文化学園高(横田正俊校長、851人)で9月29日、戴帽式があり、衛生看護科2年の52人が現場実習に向けての決意を新たにした。
 在校生や保護者ら約250人が出席。教諭が女子にはナースキャップを、男子にはハンカチを授与した。戴帽生はナイチンゲール像からろうそくに火をもらい、看護の精神をうたった「ナイチンゲール誓詞」を斉唱した。
 横田校長は「戴帽式の感動と誓いは皆さんの心の中に、いつまでも真っ白なナースキャップとして生き続けることを信じている」と激励。戴帽生を代表して江頭莉子さん(17)が「コロナでコミュニケーションがとりづらい中、自分ができることを模索し、皆で協力し合い実習に励みたい」と決意を述べた。
 戴帽生たちは10月から約1年間、病院や福祉施設などで実習に取り組む。


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