命の大切さ感じて ミニメッセージ展開催 宇都宮できょうから

5日から始まる「ミニ生命のメッセージ展」の会場=4日午後、宇都宮市大通り2丁目

 交通事故などで理不尽に命を奪われた被害者の等身大オブジェなどを展示し命の大切さを訴える「ミニ生命(いのち)のメッセージ展」が5日、宇都宮市大通り2丁目の自動車事故対策機構(NASVA)栃木支所で始まる。

 会場には全国各地で交通事故などで亡くなった7〜34歳の男女10人のオブジェが並ぶ。オブジェには被害者に宛てた家族の手紙や被害者の人柄を伝える新聞記事、生前に使っていた靴などが添えられている。

 4日は同支所職員らが展示の準備を行った。職員の北嶋信也(きたじましんや)さん(34)は「亡くなった方のメッセージを感じてもらい、少しでも運転に慎重になってほしい」と話し、来場を呼びかけている。

 入場無料。15日まで(8〜10日を除く)。午前8時半〜午後5時。(問)NASVA栃木支所028.651.2701。

5日から始まる「ミニ生命のメッセージ展」の会場=4日午後、宇都宮市大通り2丁目

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