三笠宮家の故寛仁(ともひと)親王の次女瑶子(ようこ)さまは4日、いちご一会とちぎ国体と地方事情視察のため来県された。鹿沼市内で卓球を観戦し、大田原市佐良土の県なかがわ水遊園などを視察した。県内には5日まで滞在する。
同園では、マスコットキャラクター「なかっぴー」のぬいぐるみを抱えながら、県水産試験場が品種改良したヤシオマスなどを観察した。アマゾン大水槽では世界最大級の淡水魚ピラルクーを見学。原利浩(はらとしひろ)園長によると、ピラルクーは食用になるとの説明を受けた瑶子さまは「そうなんですか」と驚いた様子だったという。
同日午前は鹿沼市下石川のTKCいちごアリーナで、卓球成年男子を観戦。午後は矢板市長井の県民の森森林展示館に足を運んだ。
5日は宇都宮市内で剣道を観戦するほか、真岡市の真岡木綿会館などを視察する予定。