Makuakeが福井県をカバーする北陸拠点を金沢に設立 応援購入サービス、地域の事業者や自治体との連携強化

Makuakeのロゴマーク

 応援購入サービス「Makuake」を運営するマクアケ(本社東京都渋谷区、中山亮太郎社長)は10月5日、福井県を含む北陸3県をカバーする北陸拠点を石川県金沢市に設立した。同社は新拠点の立ち上げを契機に、地域の事業者や金融機関、地方自治体との連携を深め、より幅広いプロジェクトをサポートしていきたいとしている。

 Makuakeは2013年にサービスを開始。全国各地で作られる製品や食品、イベントや伝統工芸に関する挑戦など2万6千件以上のプロジェクトをサポートしてきた。これまで北陸からは福井県鯖江市の「サンユー」による眼鏡作りの技を生かしたアップルウォッチ専用バンド、石川県能美市の化学素材メーカー「小松マテーレ」による生地素材にこだわったトートバッグ、富山県高岡市のレインウェア製造販売「カジメイク」による快適性とデザイン性を兼ね備えたポンチョなどの製品が誕生してきた。

 また同社は地域と連携したイベントの実施や参加も積極的に進めるとし、10月7日から9日に福井県丹南地域で開催される工房体験イベント「RENEW」に出店する。

 マクアケ北陸拠点は金沢市広岡3丁目。拠点の責任者には石川県出身で福井県立大学OBの下村昂平氏が就いた。

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