エアロネクスト、セイノーHD、安中市、新スマート物流の構築に向けた包括連携協定を締結

株式会社エアロネクスト、安中市、セイノーホールディングス株式会社は、次世代高度技術活用により、地域課題解決に貢献する新スマート物流の構築に向けた連携協定を締結した。

同協定は、安中市の高齢化や過疎化等の地域課題の解決に向けて、地域自主組織や地元事業者と連携したドローン配送実証実験等により、新しい物流のビジネスモデル構築を目的としている。

連携協定の概要

協定に基づく連携事項

  • 観光・産業・経済の振興に関する事項
  • 持続可能な地域交通や事業者と連携した物流課題解決による住みやすい環境づくりに関する事項
  • 医療・服薬指導・福祉の充実及び継続の関する事項
  • 地域防災や脱炭素化へ貢献及び新しい社会インフラ整備に関する事項
  • 地域雇用、人材教育・育成及び産業基盤整備に関する事項

各社コメント

株式会社エアロネクスト 代表取締役CEO 田路 圭輔 氏

おそらく安中市の皆様は日々の生活で不便を感じていないのではと思います。でもそれは地域の事業者の方々の努力によって支えられていて、5年後、10年後もこのままでいることは難しいと思います。地域社会に新しい生活インフラをつくりたいという我々の思い、活動に全国の多くの自治体様に興味を持って頂いていますが、安中市さんでいち早く実現する機会を頂きました。本当に有り難く思います。安中市の住民の皆様にとって利便性の高い生活環境を維持・改善するお手伝いができれば嬉しいです

安中市 市長 岩井 均 氏

安中市では、地域の過疎化や高齢化が進んでおり、今後も買い物に行くことや医療機関の診察を受けることが困難な市民は増加すると考えられます。本協定の締結により、公共交通の拡大と共に、次世代高度技術を活用し、きめ細やかな買い物代行や医療サービスを提供することで、どこの地域の人々も安心して暮らすことのできる市を目指していきます

セイノーホールディングス株式会社 執行役員 河合 秀治 氏

セイノーホールディングスは、幹線輸送の強みを活かしたラストワンマイル配送領域において、生活様式の変化や構造変化に対応すると共に、買い物弱者対策、生活困窮家庭対策等の社会課題解決型ラストワンマイルの構築を積極的に推進・拡大しております。安中市においては、物流が担う役割やテクノロジーの実装で住民の皆様が安心して暮せる豊かで魅力ある元気な街づくりと住民サービスに繋がるかを追求し、将来ドローンによる自動化を視野に入れ、新たな空と陸の物流モデル構築に向け、取り組んで参ります

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