農薬や化学肥料を減らした環境保全米の試食会 仙台市

仙台市では、農薬や化学肥料の使用量を減らして栽培された環境保全米の新米発表会が開かれました。

JAグループ宮城などが開いた新米発表会には、関係者ら約40人が参加しました。

環境保全米は、農薬や化学肥料の使用量を通常の栽培の半分以下に減らした米で、県産米の3割を占めています。

感染対策のため試食会は中止となり、代わりにマイナビ仙台レディースの選手たちが環境保全米のひとめぼれやササニシキなどのおにぎりを試食しました。

マイナビ仙台レディース原衣吹選手「いつも練習後とかにこのひとめぼれをおにぎりでいただいているんですけど、そのおにぎりもいつもおいしいんですけどやっぱり新米となるといつもよりおいしさが増す気がします」

県農業協同組合中央会・佐々木琢磨代表理事会長「環境保全米は県内まだまだ作付面積が少ない状況でございますけど、非常に生産者の皆さまの努力でしっかりとした品質の良いお米ができたと思っております」

環境保全米は、県内30市町村の学校給食でも提供されています。

県は今後作付け面積を増やし、県内すべての公立小中学校で通年で提供できるようにしたい考えです。

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