『霊媒探偵・城塚翡翠』清原果耶が明かす共演者の意外な素顔は?

10月16日スタートとなる新日曜ドラマ『霊媒探偵・城塚翡翠』。
“霊が視える”という能力を持つヒロインが、死者からのヒントを頼りに、「霊媒探偵」として難解な事件と向き合っていく物語です。
霊視には証拠能力がないため、誰からも信じてもらうことができません。
では、一体彼女はどんな方法で事件を解決に導いていくのか? 緻密に構成された物語が、あっと驚く展開につながっていく、新たなミステリードラマが誕生します。

原作は、相沢沙呼によるシリーズ累計55万部突破の大ヒット小説『medium 霊媒探偵城塚翡翠』(講談社文庫)。
「このミステリーがすごい!2020年版」(国内編)1位をはじめ、「2020本格ミステリ・ベスト10」1位、「2019年SRの会ミステリーベスト10」1位、「第20回本格ミステリ大賞」受賞、「2019年ベストブック」選出など、ミステリーランキングを総ナメにした超話題作が、ついにこの秋連続ドラマになります。

このたび、放送スタートに先駆けて記者会見が行われ、主演の清原果耶をはじめ、小芝風花、及川光博、瀬戸康史といった豪華出演者陣が登壇した。

(C)NTV

主人公・城塚翡翠を演じる清原果耶は、霊媒師の翡翠を演じることについて「とても難しいです。どう表現していったらいいんだろうと悩む部分もあるのですが、毎回監督だったり、スタッフの皆さんと話し合いながら、頑張っています」と話す。今回、翡翠ならではの翠色の瞳を表現するためにカラーコンタクトを着用しており、「毎朝、衣装を着て緑のカラーコンタクトを入れて、翡翠ちゃんスイッチを押してもらっているような気がします」。

そんな清原の翠色の瞳に関し、及川からは「吸い込まれそうで、僕は果耶ちゃんとは5秒以上目を合わせられない(笑)。ずっと見つめられると片膝でひざまずきそうになる」というコメントが。MCから「そんな自覚はご自身にあるんですか?」と聞かれた清原は、「あるわけないじゃないですか!(笑) でもそう言っていただけて嬉しいです。ありがとうございます」と笑顔で答えた。

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また、翡翠のアシスタント・千和崎真を演じる小芝は、コーヒーを淹れるなどキッチンセットでのシーンが多いということで、「すごく豪華で、こんなキッチンが欲しいなという憧れもありながら、翡翠と香月さんが話しているのを見守ったりしているので、(キッチンは)“私の場所”っていう感じです」とにっこり。また衣装にもこだわりを感じていると話し「スタイリストさんの手作り。当初は色味ももう少し明るいグリーンだったんですが、セットの中でより映えるようにちょっとシックなグリーンに変えて下さりました。こだわりがたくさん詰まっている衣装なので、着るとスイッチが入ります」と話した。

また、警部・鐘場正和を演じる及川光博は、自身の役を “ちょい悪デカ”と評したことをMCから問われると、「(鐘場の)言葉遣いが、やや柄が悪いところがございまして、そこから“ちょい悪デカ”というワードが出てきたんです。普段の僕の言葉遣いと違うというところで苦労することもあったり、なかったり(笑)」と説明。

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そして、人気推理作家・香月史郎を演じる瀬戸康史は、主人公の翡翠とタッグを組んで事件解決に挑む。「推理作家なので、とても頭がいい役ですし、鐘場さんたち警察にも協力していて、信頼もある。翡翠とはこれからペアで動いていくので、お互いに補い合いながら物語が進んでいくのだと思います」と語る瀬戸は、全体的にセリフ量が多いという今作について、「もう頑張るしかない。舞台みたいな感じがします」と気を引き締めている様子。

また“霊媒師”役ということで、清原演じる翡翠に霊が降りてくる「降霊シーン」も見どころのひとつ。清原は、「私が降霊というものをやったことがないので(笑)、芝居の表現としてどう演じていくのか迷いましたが、監督と色々話したり、瀬戸さんに助けていただきながら演じました」「感触としては『コンテンポラリーダンスを踊っている感覚』と監督に言われて」と振り返る。同シーンで共演した瀬戸は「迫力がありましたね!」と話し、及川は、「楽しみ! この番組、自分が出演していないシーンがどういうふうに描かれるのか、視聴者としても楽しみにしています」と笑顔を見せた。

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また、「共演者の意外な素顔は?」というテーマでのトークパートも。清原について及川は「果耶ちゃんはこんなに見目麗しいわけですけれども、この間、セットチェンジの間、僕が退屈しのぎに“あたりまえ体操”を踊ってたら、それに付き合ってくれたんですよ」とまさかのエピソードを披露。清原は「及川さんが踊ってる!と思って、踊りたくなっちゃいました」と笑顔で答えた。

また、小芝については瀬戸から「なぞなぞが好きで、待ち時間に『なぞなぞ出していい?』って自分から言って出してくるんです」という一面が明かされた。人が考えている姿を見るのが好きと話す小芝は、「だから、悩んでてもなるべく答えを言わないんです!」とお茶目に語った。

そして及川については、「めちゃくちゃ優しいですね。今日も『寝てる?』『休んでる?』とか、スタッフさんにも気遣いがすごいと思います」(瀬戸)、「とてもポップなんです。この作品が初共演なので、どういう空気感の方なんだろうって思っていたんですけれど、とてもお優しくて感動しました」(清原)という証言が。及川は「この中では最年長なんですけれど、心が幼いというか、まだまだです」と謙虚にコメント。

瀬戸については、「おしゃれなお洋服をいっぱい着てそうじゃないですか。でも朝は絶対ジャージの短パンで来られるので、現場でおしゃれするタイプではないんだなと思いました(笑)」という小芝からの暴露が。さらに及川は「瀬戸くん演じる香月の衣装は、王子様みたいなブラウスやコーディネートで、すごくファンタジックなんですよ。それがちょっと羨ましい。10歳、いや15歳若かったら着たいですね。昔よく着てたんだけど」と話した。

続いての報道陣からの質疑応答では、「清原さんは劇中で瀬戸さんとバディを組まれますが、今日いらっしゃるお三方とそれぞれやってみたいことは?」という質問が。清原からは「風花ちゃんとは、焼き鳥を食べに行きたいって話をずーっとしていて、行きたいお店ももう決まってるんです」「瀬戸さんとは一緒に絵を描きたいです。瀬戸さんはいつも上手に描かれるんですけど、私もたまに油絵とかやるので」「及川さんは……もしよかったらなんですけれど、一緒に動物園に行きたいです! 及川さんと一緒に行けたら楽しそうじゃないですか?」とそれぞれへの希望が明かされた。

その一方で、3人からは清原と一緒にやりたいこととして、「和食器とか見に行きたいね、とも話していたんです」(小芝) 「カラオケとか行く? [行きます!(清原)] じゃあ、僕、このドラマの主題歌歌いますよ。カラオケで、福山雅治さんの歌をミッチーが歌う(笑)」(及川) 「僕もそれに参加で、歌います!」(瀬戸) 「二人が焼き鳥行った後、僕らも合流すればいいか(笑)」(及川) という楽し気な計画がなされ、早くもチームワークはばっちりの様子。

最後に清原は視聴者へのメッセージとして「このドラマはすべてが伏線になっていて、何度見ても楽しめるドラマです。皆さんと魂を込めて撮っているので、ぜひ放送を楽しみにしていただきたいです。ドラマを見ながら皆さんも一緒に推理して見ていただけたら嬉しいです」と語り、終始和やかな雰囲気で会見は終了した。

新日曜ドラマ「霊媒探偵・城塚翡翠」は、10月16日(日)よる10:30スタート!

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【番組情報】
新日曜ドラマ『霊媒探偵・城塚翡翠』
10月16日スタート! 毎週日曜よる10時30分 放送

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