きょう（木）は、秋雨前線の影響で全国的に雲が広がりやすく、東日本や西日本を中心に雨の降る所もある見込み。午前5時までに東京では13.7℃まで気温が下がっているが、関東は日中も断続的に雨となって、気温は朝からほとんど上がらず、雨や風が冷たい一日となりそうだ。

関東は断続的に雨　九州～東北もにわか雨

　東日本から西日本の南に停滞する前線の影響で、関東から東海の沿岸や、九州や中国地方は朝から雨が降りやすくなっている。西日本や東日本、東北南部ではにわか雨の所がある見込み。関東は断続的に雨となり、午後は北部にも雨の範囲が広がりそうだ。
　北海道は晴れる所が多いものの、標高の高い山ではあす（金）にかけて雪の降る所がある見通し。

関東は朝から気温上がらず

　前線が南下して秋の空気が流れ込んでいるため、けさは全国的にきのう（水）よりも気温が低くなっている。
　北日本では最低気温が10℃を下回っている所が多く、東日本や西日本も15℃前後まで下がっている所もある。
　東京では午前5時までに、13.7℃まで下がってこの秋一番の冷え込みとなっているが、日中もほとんど上がらず最高気温は16℃と、11月中旬並みとなる予想。北よりの風が吹き、朝より下がる可能性もあり、冷たい雨の一日になりそうだ。

　全国的にもきのうより低い所が多く、札幌は14℃、仙台で16℃など、この時季としても低い所が多い見込み。西日本は23℃前後となりそうだ。

あす（金）も関東は肌寒さ続く　近畿や東海も11月並みに

　あす（金）は、近畿や東日本、東北を中心に雨雲が広がる見込み。すっきりしない天気が続く東京では朝の気温が13℃の予想となっている。また、最高気温は名古屋で18℃、大阪で19℃など、雨の降る所を中心に日中も肌寒くなるため、体調を崩さないように気をつけたい。
（気象予報士・及川藍）