ブルージェイズが91勝でシーズン終了 菊池が好リリーフで6勝目

ブルージェイズは第1試合の8回裏に3失点で逆転負けを許したものの、第2試合に勝利し1勝1敗のタイで最終戦を終え、シーズン成績を91勝70敗とした。ブルージェイズの菊池雄星は第2試合に5番手で登板し、1回2/3を投げて被安打0、与四球0、奪三振2の好投。今季成績を投球回100回2/3、6勝7敗1セーブ、防御率5.19、奪三振124、WHIP1.50としてレギュラーシーズンを終えた。ポストシーズンでの菊池の立場は現時点では不明だが、直近4登板は8回1/3を投げて与四球2、奪三振10、失点0と上向きなだけに活躍を期待したいところだ。

ダブルヘッダー第1試合【ブルージェイズ4-5オリオールズ】@オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズ

ブルージェイズはルーキーのガブリエル・モレノがメジャー初ホームランとなる3ランを放つなど4対0と試合を優位に進めていたが、オリオールズも2点を返すと8回裏にはテリン・バブラにこちらもメジャー初ホームランとなる逆転3ランが生まれ、5対4でオリオールズが勝利。オリオールズ4番手のDL・ホールがメジャー初勝利をマークし、5番手のブライアン・ベイカーがメジャー初セーブを記録と初物尽くしのゲームとなった。ブルージェイズ5番手のミッチ・ホワイトは7敗目(1勝)を喫している。

ダブルヘッダー第2試合【ブルージェイズ1-5オリオールズ】@オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズ

ブルージェイズは同点とされた6回裏、なおも一死1・2塁のピンチで菊池雄星が登板すると、空振り三振、ライトフライと後続を打ち取りピンチ脱出。直後の7回表にオットー・ロペスのタイムリーで勝ち越すと、菊池は7回裏も続投し空振り三振、セカンドライナー、センターフライと完璧なピッチングを見せる。8回表にはブラッドリー・ジマーのタイムリーでさらに2点を追加したブルージェイズが5対1でオリオールズを下した。菊池は6勝目をマークし、オリオールズ3番手のジェンニエル・カノーに1敗目(1勝)が記録されている。

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