カーショウ好投でドジャースが勝利 歴代4位タイのシーズン111勝

【ロッキーズ1-6ドジャース】@ドジャー・スタジアム

ドジャースは先発のクレイトン・カーショウが5回を投げて被安打1、与四球1、奪三振9、失点1の好投を見せると、同点で迎えた5回裏にトレイ・ターナーの21号3ランが飛び出し勝ち越しに成功。ロッキーズに6対1で勝利して連敗を3でストップし、歴代4位タイの111勝目を記録してレギュラーシーズンを終えた。カーショウは12勝目(3敗)をマークし、ロッキーズ2番手のチャド・スミスが1敗目(0勝)を喫している。

ドジャース先発のカーショウは2回表にロッキーズ期待のルーキー、エゼキエル・トバーにメジャー初ホームランを献上したものの、許した安打はこの1本のみ。打線は3回裏に首位打者を争うフレディ・フリーマンが21号ソロを放ち同点に追いつくと、5回裏にトレイ・ターナーの3ラン、7回裏にはコディ・ベリンジャーの19号ソロが飛び出す計3発のホームラン攻勢でリード。投手陣もカーショウの後を受けたリリーフ陣が4回をわずか被安打1に抑えるなど、ロッキーズ打線に付け入る隙を与えなかった。

ドジャースのシーズン111勝は1954年のインディアンス(現ガーディアンズ)に並ぶメジャー歴代4位タイの記録。110勝目をマークしてからロッキーズに3連敗と足踏みが続いていたが、最後に快勝を収めてプレーオフに弾みをつけた。昨シーズン106勝ながらリーグ2位となった雪辱を果たし、直近10年で9度目の地区優勝を収めた黄金軍団が、2020年以来2年ぶりのワールドチャンピオン奪還となるか注目が集まる。

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